栃木の国保 Vol.70 2020.9／ AUTUMN

事業報告・歳入歳出決算など可決承認 令和２年度栃木県国民健康保険団体連合会通常総会 7 27 2 2 1 6 2 2 18 開会挨拶をする広瀬理事長　 栃木県国民健康保険団体連合会「栃木の国保」 2 新型コロナウイルス感染拡大によって 求められる連合会の役割 月 日（月）、国保連合会大会 議室において令和 年度通常総会が 開催された。 開会にあたり、広瀬理事長（下野 市長） より、「新型コロナウイルス （以下、新型コロナ）感染症の感染 拡大予防のため、国より新しい生活 様式など、継続的な対応が求められ ております。保険料の減免・傷病手 当金の対応な 国保制度における 様々な対応にご苦労をされているこ とと思います」と、保険者方を労う 言葉があった。 また、「本会においては新たに指 定感染症として新型コロナ感染症が 保険適用とされたことから、７月７ 日に開催された理事会により新型コ ロナ関連の補正予算をご了承いただ いたところであります。今後とも国 の動向等を注視し、引き続き、保険 者共同目的達成機関としての役割 と使命を果たして参りたいと考え ておりますので、ご理解とご協力 をお願いいたします」と続け、今 後についても引き続き適正な審査 支払業務を実施していく考えであ ることを述べた。 現在、国の政策により本会は つ の業務を求められている。 つ目が、新型コロナ感染症に より減収した医療機関の救済を目的 とした診療報酬等の概算前払い。こ れについては、 月の支払い時に実 施し、医療機関への資金繰り支援を 行った。 つ目は、国の第二次補正予算に おいて措置された医療従事者に対す る慰労金や医療機関、施設等 支 援資金の申請受付・支払等の事務に ついて。これは、厚生労働省からの 協力要請を受け、栃木県からの委託 により本会で実施することとなった。 広瀬理事長は、「これらの事業に ついては、迅速な対応が求められて いるところであり、本日の議案にも、 補正案件として上程させていただい ております。時間的制約のある中で の追加業務ではありますが、公的機 関としての社会的責務を果たしてま いりたいと考えております」と述べ た。 本総会では、議長に那珂川町の福 島町長が選出され、報告事項 件と 議決事項 議案など厳正に審議され た。 結果、全議案が原案どおり可決承 認され